小学校PTAの活動は無駄が多いというのは本当か?

PTA役員

世間でよく言われる、PTA活動は無駄が多いという話。

果たして本当なのでしょうか??(=゚ω゚)ノ

今年初めて役員になった私。(PTA役員になりました・これがボランティアって笑えるほどの世界

先週、所属する委員会の会合があったので行ってきました。

夫は出張だったので、2人の子どもを連れて。

会合は夜7時より、学校にてスタートです。

事前に委員長さんにお聞きしたところ、「まぁ、30分あれば終わるでしょう」とのことでした。

夜の7時から30分なら、子どもがいても大丈夫だろうと考えていました。

PTAの会合はこんな感じだった

集合時間の5分前に会場に着くと、まだ空席がチラホラありました。

そして定刻。

いよいよ会議がはじまる、と思いきや。

どうやら数人、来ていない方がいる模様。

委員長さんより、「連絡先の分かる方は連絡を取ってください」と声がかかり、
来ていない方の知り合いの方が電話しています。

その間我々はボーっとしています(笑)。

そして、やっとのことで全員が集合。

この時点で既に30分経過・・・・なんだか不安になってきます(´・ω・`)

議題は「運動会の親競技」

気になる(?)会議の議題はというと、「運動会の親競技」

つまり、子どもの運動会で、親が参加する競技があるというわけ。

競技の内容や、競技の参加者は前回の打ち合わせで既に決まっています。

今回は、それぞれの係を決めたり、細かい進行の打ち合わせということでした。

普通の会議のようにはいきません・・・委員会は難航

そして委員長さんの仕切りで会議が始まりますが、普通の会社の会議のようにはいきません。

話し合おうにも、誰もが「どうなんでしょうね・・・分からないですよね。。。」みたいな感じ。

なぜかというと、我々委員メンバーはもちろん、委員長さんもはじめての経験で段取りがよく分からないのです。

これは正直、仕方がないと私は思う。

委員長さんだって、何もかもを勝手に決めるわけにはいかないだろうし、かといって未経験の人が大人数で話し合ってもまとまりません。

しかし会議の中盤で神の一言が・・・。

この時点で開始から一時間ほど。

収拾がつかなくなってきたところで、先生から驚きの一言が飛び出します。

それは・・・・『昨年はこうでした』ですよ・・・奥さん(´◉◞౪◟◉)。

そして、その場でサクッと「昨年と同様のやり方にしましょう。」と決定。

えええええええええーーっΣ(゚Д゚;!!

みんなずっこけたのは言うまでもありません。

この後、何度も同じセリフを聞くことになる

時計は午後8時30分。あくびする我が子を尻目に会は進行します。

この「昨年はこうでした」パターンは、この後幾度となく繰り返されました。

そして・・・・会議が終了したのは午後9時過ぎ

良い子は寝る時間です( ;∀;)

もはや教室の床の上で寝かかっている5歳児を担ぎ、家路を急ぎました。

夜風が沁みます・・・。

「私、今日参加した意味あるかな・・・?」と問いかけたくなる気持ちを抑えます( ;∀;)

30分で終わるという前情報は一体何だったんだ。

いや、確かに、はじめから全て「昨年と同様に」と言ってくれれば30分で終わったかも。

胸の中にはやるせなさと疑問が渦巻いております(笑)

誰も悪くない

ここでよくある結論として、「PTA活動は無駄が多い、不毛だ」と言い切ることは私はできません。

確かに、会議自体は結構無駄が多いとおもう。

もっと簡略化したり、効率化するのは、出来ると思う。やれば。

ここで誰がやるのかという問題は勿論ありますね。

委員長さん(男性)はじめ、他の委員さんも仕事や家事育児で忙しい。

忙しい中時間を作って委員会に参加しているわけです。

事前に進行表のようなものを準備したりして、効率化するってのは誰にとっても手間・・・・なんだと思う。

これを誰かに「やってください、そうすれば皆早く帰れるから」というのは・・・・難しい事なんだと思います。

また、「簡略化、効率化」を進めると、おそらく運動会の親競技はなくなるでしょう。

なくなってもいいような気はする。

でも、やったらやったでいいこともある、と思います。

親同士の交流とか。先生との交流とか。

子どもが見て楽しいとか。

そういったこと全てを「無駄」という一言でばっさりなくしてしまうのは、果たしてイイことなのかどうか。

これはなかなか難しいです。

只でさえ、地域や学校とのつながりが薄くなっている現代、こういった行事は「やることに意義がある」のかもしれない・・・。

例えば、子ども同士でトラブルがあった時に、
相手の親を知っているかどうかで対応って変わってきますよね。

そんな時、相手の親が、運動会で一緒に綱引きしたり、ムカデ競争したりした人であれば、穏便にことが運ぶ・・・・かもしれない。

まとめ

そんなこんなで、かなりモヤモヤした気持ちを抱えて帰宅しました。

モヤモヤと一緒に、5歳児を抱えて帰宅したので大変疲れました。

・・・・そしてPTA役員がなかなか決まらなかった理由が分かったような気がしました。

やっぱり平日夜に2時間超の話し合いはキツイです( ;∀;)

特に子どもを預けるアテがない人にはキツイ・・・。

この「会議」ですが、来月にまたあります。

ちなみに、来月の会議の日にちを決めるのにも15分くらいかかりましたヨ・・・・( ;∀;)

次の会議の日に、夫が家にいることを強く願います。

もう5歳児を抱えて、胸のモヤモヤも抱えて夜道を歩きたくはないのです。

(`・ω・´)

それではまた。

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