転勤族の我が家には、娘がいます。
娘は割と「転勤族むき」というか、我が道をゆくマイペースなタイプです。
広く浅いお付き合いを好む子で、引っ越しによる別れもさほど寂しがらず・・・。
だから今まで、あまりお友達関係のトラブルってなかったんです。
しかし、さすがに娘も10歳。
最近はお友達関係での悩みが増えてきた様子です。
女の子の友達関係はシビア・居場所はひとつじゃないほうがいい
そう、小学生といえども3、4年生になると女の子の人間関係ってとてもシビアです。
いわゆる、「クラス内の位置づけ」みたいなのがハッキリしてきます。
マイペースな娘は去年までは、
「ふだんは1人でいるけど、必要があればその場で誰かに声を掛けて一緒に過ごす」
というスタイルだったそう。
でも、だんだんと、
「○ちゃんの仲良しは△ちゃん」とか、「×ちゃんはあのグループ」などとクラス内の立ち位置が決まってきたようです。
で、その仲良しグループにも、階級というか上下関係があるんですよね。
目立つグループとか、地味なグループとかね。
さらにグループ内でも、リーダー格の子がいたり、いじられキャラがいたり・・・。
で、娘が今同じグループで過ごしているリーダー格の子が、娘に結構キツイことを言うようです。
「使えない~」とか、「頭おかしいんじゃね?」とか。
そして、その子には「一番仲のいい子」がいて、娘は二番目の女扱いなんだそうだ(笑)。
もうその時点で、母としては「その子とは距離を置きなさい・・・・」って、言いたい!!!
言いたくて仕方ない!!!(笑)
しかし娘に言わせると、「そんな単純な事じゃない」らしい。
その子の事を嫌いではないし、魅力もある子なんだって。
でも、話を聞いていると都合のいいように使われているような印象。
母としては複雑です。
大人としての意見を述べるなら、「ちゃんと娘のことを大事に思ってくれる子と仲良くしたら?」と思う。
・・・・でも一方で、これも大事なお勉強かな、とも思う。
中高生になっても、大人になっても、そういう「自分に嫌なことをしてくる人」と関わる機会ってありますよね。
特に女性はね。
ついつい、「そんな子と仲良くするの、やめたら?」って言いたくなる気持ちを抑えて、今は娘の気持ちを尊重することにしています。
話はいつでも聞くよ、お母さんは味方だよ、という姿勢でいます。
子どもの居場所・転勤族の問題
こんなふうに「今いる場所」(娘の場合は学校)で上手くいかないことがあった時、心のより所になる場所はたくさんあったほうがいいですよね。
で、転勤族の場合ちょっと不利なのが、娘には「気軽に遊べる幼稚園からの友達」がいないんですよね・・・。
もちろん、以前住んでいた場所に行けば会えるんだけど、遠いしね。
こういう時、親も子も気心の知れた「馴染みの友達」がいればいいなぁ、なんて思っちゃいます。
娘のよりどころ・・・趣味の習い事
そんな、元気のない娘ですが、すごく楽しみにしている習い事があるんです。
これ、本当に正直に言っちゃうと、親からすれば「こんな習い事に高いお金を払うって・・・・」と思う類の習い事です。
何かというと、「舞台」。
アイドルとかミュージカルとか、舞台関係の仕事に憧れる子たちを集めた、歌やダンスを教える習い事なんです。
すっごく正直に言っちゃうと、娘はアイドル向きの顔ではありません。
もちろん我が子だから可愛いですが、美人かと聞かれると、うーん・・・否・・・(笑)
でもね、その「舞台」の習い事のある日は、娘はすごく楽しそう。
学校も学年も違うけど、同じような趣味の子が集まっているので気が合う子が多いんですって。
今まで、ずっとこの習い事に疑問を感じていた母ですが、続けていてよかったと初めて思っております(;´∀`)。
それに、その習い事は、子どもだけじゃなくて学生さんや大人の人たちも参加しています。
習い事をとおして、自分と違う世代の人と交流できるのは、すごくイイことだなと思っています。
学校の中だけじゃない、違う世界を知るということだけでも、お金を出して参加している価値はあると思っています。
あとは、娘の中で、
「みんなとは違う、特別な習い事をしている」っていうのが、ちょっとした自信になっているみたいです。
この「ちょっとした自信」が、しょげた気持ちを助けてくれている部分があるようです。
子どもの友達関係、親も悩むけど・・・
子どもが悩んでいると、親もつらいですよね・・・。
私、自分では冷たい親だとおもっていたんですが、そうでもなかったみたい(笑)。
娘のことが心配ですが、とにかく今は、しっかり娘を観察して、いつでもきちんと話を聞いてあげるように心がけます。
そして、娘の自尊心とか、自信みたいなものがなるべく凹まないよう、気にかけていきたいと思います。
子どもにとっては、「学校における自分の立ち位置」ってすごく重大な問題ですよね。
大人になってしまえば、学校なんてほんとにちっぽけな、閉じた世界だったと理解できるわけですが。
当事者の子どもたちからすると、「この世のすべて」と感じても不思議はないですもんね。
娘が、晴れやかに笑って過ごせることを祈りつつ、今は見守る母であります・・・・!!
それではまた。
コメント
久々のコメントで失礼いたします。
読ませていただいて、大人になってからも『居場所はひとつじゃないほうがいい』と思うことが多々あったなぁ、と。。
家庭や仕事でもやもやしても、気分転換できる時間や趣味があれば、何とか乗り切れたり。
どこかでバランスの取れる居場所は必要ですよね。
娘さん、将来は舞台女優かしら☆ 楽しみです♪
えぎこさん、もめた期間↓お疲れ様でした。
そんな~睨まないで!!と、もの申して差し上げたい気持ちです(笑)
ぶらっくしろっぷさんへ(∩´∀`)∩
お久しぶりです!ありがとうございます。
コメントに気が付くのが遅くなってほんとすみません!!
大人になっても居場所はひとつじゃない方がいい・・・本当に、その通りですね。
気分転換できる時間や趣味、大事ですよね。
年をとるごとに、ますますそう思います。
娘の今の習い事が将来の仕事に結びつくとは、なかなか思えないのですが(笑)、
世の中には色々な大人がいて、仕事もいろいろあるということを知ってくれるだけでもいいかなぁと思っております(;´∀`)
ねぎらっていただいてありがとうございます(T_T)
普段ひっそりと暮らしているんで、もめるのは精神的にやられます・・・・(笑)
ぶらっくしろっぷさん、ありがとうございました~!!嬉しかったです!
えぎこより