役員を終えて・得たものと失ったもの。PTAや部活の役員になってしまったママへ捧ぐ

役員決めの季節ですねぇ・・・・。
このブログに来てくださる方の検索ワードも、役員関連のものが増えてきました。

中には「来年度役員になっちゃったよ、どうしよう・・・」という方もいるんじゃないかな。

私は今年度、PTAの方は「ほんのチョイ役」でしたが、子どものクラブ活動の役員をしたんですよ。
これがまぁ、めちゃくちゃ大変でした。

お金や帳簿を管理する役だったので、日々の帳簿つけの他、振り込みや両替などで毎週必ず郵便局に行っていました。

それから、備品や差し入れの買い物。これも毎週必ずと言っていいほどありました。

役員の仕事に費やした時間、たぶん一年間で200時間はゆうに超えていると思う。

（そして今現在も、総会のための会計報告資料のづくりに追われています・・・しくしく( ;∀;)）

毎日、本当にちょこちょこと細かな用事がありました。

「こどものため」というと聞こえはいいけれど、正直なところ、
「疲れすぎてご飯が作れない」こともあれば、「忙しくてイライラして子どもにあたる」こともありました・・・。

ただ働きなうえ、他の保護者からクレームがあったりすると、ホントに

「私、一体なんのために頑張ってるんやろ・・・」ってなりましたよ。

一年間、いいことよりも嫌なことの方がすっと多かった（笑）。

モヤモヤを常に抱えながらも、引き受けてしまったからにはやるしかない！と頑張りました。

役員で得たものと失ったもの

では本題。

役員で得たものはあるのか、失ったものはあるのか。

役員をやってみて得たもの

１．経験

決して楽でもなく楽しくもなかったが、「人生における経験値は上がった」と思います。

子どもの親同士、というだけの関係であるママたち。
考え方も違えば常識も違うので、当然ですがもめることもあります。

すっごーく嫌なことを言われて、悔しくて眠れないこともありました（笑）。

でもね、「いろんな人がいて、いろんな考え方があるんだ」ということを実感として理解できました。

そして、「自分とは違う考え方を受け入れたりスル―したりする」方法が身に着いたと思います。

２．子どもに身をもって教える「引き受けたからには任務をまっとうする」

嫌なことがあるたびに、「私、なんのために役員やってるんだろ・・」と落ち込み、モヤモヤした気持ちのやり場に困りました。

・・・でも、ふと気づくと、私って子どもが何か嫌なことから逃げようとしている時、「頑張りなよ～！」って言ってるんです。

例えば何かの代表で発表するとか、スイミングの大会とか。

子どもがそういう「できれば逃げたい」ことを前にして「もう嫌だ！」って言ったとしたら、これからも私は「頑張れ」と励ますと思う。

それなのに自分が逃げる姿を、子どもに見せるわけにはいかないなと。

そして、どうせ引き受けたなら、なるべくグチグチ言わずに「前向きに」こなそうと思ったんですよね。

この一年、もう嫌！と思うたびに、

「我が子が今の自分の立場なら、なんて声を掛けるだろう？」と自問自答していました。

役員をやってみて失ったもの

さて一方、失ったものはシンプルに時間と労力です。

この一年、役員のために捧げた私の時間、計算したらどのくらいなんだろう。
２００時間・・・いや、３００時間くらい使ったと思います。

その時間を使ってアルバイトしたら、時給７５０円でも225,000円だよ！！にじゅうまんごえ！！！！（笑）

あと出費も多かった。

私が子どもの引率として大会に付き添ったりすると、留守番の子と夫のぶんの外食費などがかかります。

さらに、疲れて夕飯を作れなかったときの惣菜代など・・・。

・・・・こうして書いてみると、失ったものの結構あるな。

まとめ

これを読んだ「来年度役員なんだけど・・」の方は、ひいてしまったでしょうか。すみません。

役員、ほんと大変でした。もうやりたくないという本音があります（笑）。

でも一方で、できる限りのことはしました。私にしては、とても頑張りました。
それは子どもに見せられる姿だと思います。

あと、一緒に役員をした方々との出会いもありました。

今回新たに役員を引き受けた（とても偉い）みなさん、大変なこともあると思いますが、得るものもきっとあると思います。

1人でしょい込みすぎると体を壊すので、どうか無理だけはせず、ご自分を労わったりほめたりしながら、無事に一年が終わるよう祈っております。

私はあと少し、集計と資料作りをがんばります。