転勤が決まり、お世話になった色々な方にそれを話すと、けっこうな確率で言われる言葉。
それは「子どもがかわいそう」というせりふです。
それを聞くたびに、私は胸のモヤモヤが止められません(`・ω・´)。
皆さんはどうですか?
転勤族・子どもがかわいそうと言われてモヤモヤするわけ
さて、数年おきに引っ越し、転校を強いられる転勤族の子ども。
やはりかわいそうなのでしょうか?
・・・・まあ、ハードな小学校生活になることは間違いないですよね。
性格にもよるでしょうが、新しい環境に馴染むのは大変なことだと思うし、仲良しの友達と離れるのも辛いでしょう。
ではメリットはないのか?
と言えば、私はメリットもあると思うんです。
転勤族・子どもへのメリット
子ども時代のカーストを引きずらない
今、けっこうな田舎に住んでいる故強く思うのですが、ずっと地元に暮らしていると、子ども時代のポジションから抜け出せないんですよね。
つまり、クラスの中で目立つ、華やかな女子だった人はママになってもそんな感じ。
子どもの参観日なども、お友達に囲まれ、服装も派手でキラキラ楽しそう。
大人しいタイプだった人は、ママになっても地味な感じ。
いじられキャラはずっといじられてる感じ。
『あの人、私に同じ学校だったよねって言ってきたけど、あの人地味だったし、話したことないし(´_ゝ`)』
なんてコメントを聞くと、学生時代も地味子だった私は冷や汗が出ます・・・。
子どもの小学校のPTAとかも、「昔目立っていた人」がやっている事が多いです。
でも転勤族の子どもは、そうした狭い世界のカーストに捕らわれずに済みますね。
これはメリットと言ってもいいカモ?
転勤族の子どもはやっぱりたくましい
大人でも子どもでも、新しい環境に馴染むのって努力がいります。
この中で、誰がボスなのか?など、人間関係を観察する必要があります。
で、その中で上手く順応して、たくましく生きていく。
もちろん上手くいかなくて悩むこともあると思います。
これって大人になってから、就職しても結婚しても、絶対に必要な能力ですよね。
子どものうちから、人間関係のトレーニングを積んでいると思えば、これも転勤族のメリットと言えるかも?
で、私のモヤモヤの理由
転勤族の子どもにも、いい事はある!と書いてみましたが、
それなら「かわいそう」と言われても、気にしなければいいのですよね。
それなのに、どうしてこうもモヤモヤするのか?
自分の選択を否定されていることにモヤモヤ
モヤモヤの理由は、きっと「自分の選択を否定されているように感じる」からだと思うんです。
私たち転勤族の妻にとって、転勤の際に選べる選択肢って、
- 転勤に帯同する
- 単身赴任してもらう
- 転職してもらう
くらいしかないじゃないですか。
「転勤を断る」という選択肢は、できる会社もあるのかもしれないけど、夫の会社ではまぁ、ありえないです(´・ω・`)
3の、「転職」はこのご時世、今よりも条件のいい就職というのはなかなか難しい・・・。
夫の場合、同業他社はどこも転勤があるし。
となると、
のどちらかということですよね。
で、我が家では、子どもを同じ学校に通わせることより、父親と一緒にくらすほうを重要視して、転勤についていくわけです。
もちろん、経済的な事情とかも、いろいろあります。
我が家なりに悩んで出している結論が「帯同」なわけです。
それを、軽く「子どもがかわいそう!!」と言われることに、モヤッとイラッとするんだろうな。
つまり究極、
可哀想なことくらい知ってるわっ(゚Д゚)って思うんですよね。
なるべくポジティブに
色々と書いてきて思いますが、子どもにとって転勤はハードかもしれない。
それは事実だと思うんです。
でも、わが夫は転勤族で、私は家族一緒に暮らすことを選んでいる。
だったら、なるべくポジティブに、よい面を見て暮らしていこうと思うのです。
色んな場所で、いろんな人に会って、たくさんの違った価値観に触れることが、子どもたちを成長されてくれると信じたいです。
今日は朝から近所のおばあちゃんに、
『転校させるなんてかわいそう。ご主人に単身赴任してもらいなさい。』と謎の説教(?)をされたため、モヤモヤが最高潮になっていたのですが、
ブログに書いたことで気持ちが落ち着きました(;´∀`)。
読んでくださってありがとうございました。
それではまた。
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