前記事 【子どもの受け口矯正体験談】①治療はするべきか の続きです。
3歳児健診で反対咬合を指摘された娘。
歯医者さんを4軒回り、4件目で「ぜひ治療するべきだ」と治療を勧められました。
その時に先生から提示された治療法はこれです。
これ、ムーシールドというものです。
プラスチック製のマウスピースのようなもので、就寝時につけます。
ムーシールドで反対咬合矯正、かかった費用と期間について
このムーシールド、当時はまだ採用している歯科医院はそれほど多くなかったようです。
この先生の医院にも、市外・県外から通院している患者さんがいるということでした。
ムーシールドの優れている点として、先生が言うには、
ということでした。
はじめ私には、なぜこのマウスピースで反対咬合が治るのか?ということがよく分かりませんでした。
すると先生は、そもそも反対咬合はなぜ起こるかということを詳しく説明してくれました。
反対咬合の原因は舌の位置が低いこと
普通、口を閉じている時、ヒトの舌は上あごにくっついているそうです。
そして物を食べ、飲み込むとき、舌は上あごに押し付けられるように動きます。
それが反対咬合の場合、舌の位置が低く上手く動かせないので、
飲み込む時に上あごでなく、下あごを押すような形になってしまうそう。
その結果、飲み込むときに舌に押され続ける下あごは、上あごに比べて大きく、前に出るようになり、かみ合わせが逆になってしまうそうなのです。
この、低くなってしまっている舌の位置が正常になり、筋肉を上手く動かせるようになれば、反対咬合は治るということでした。
ムーシールドは、装着することで舌を正しい位置に矯正してくれるのだそうです。
数学が苦手で立体の形をイメージするのが下手すぎる私は、
実物のムーシールドを見ながら説明を受けたのに、あまりピンとこず…(笑)。
先生に、「よくわかりませんが、これを使えば治るってことですよね??」と何度も聞いたのを覚えています(;´∀`)
費用について
ムーシールドを使った反対咬合の矯正、調べると歯科医院によって値段にばらつきがあります。
安いところでは、10万円を切るような値段を提示している医院もあります。
高いところでは、30万円オーバーなんて医院も・・・。
これは、「その金額に、どこまでの治療が含まれるのか?」というのを、しっかり確認するべきです。
ちなみにウチが通った歯科では、26万7000円というお値段でした・・・・( ゚Д゚)
しかし、これは「追加料金なし、全ての検査や治療を含む」とのことでしたから、
バカ高い!というお値段ではなかったように思います。
※追記※
娘が受け口の治療をしてから4年ほど経ちますが、今はもっと安価で矯正できる歯科が多いようです。
ムーシールドも20,000~50,000円程度で販売している歯科もあるようです。※
治療するかどうか悩む
正直言って、27万円弱の出費は痛かったです・・。
また、娘の同級生の子で、同じように反対咬合を指摘された子がクラスで2人いました。
男の子と、女の子です。
どちらのママにも、治療をどうするかサラッと聞いてみたんですが、
2人とも、「まだしない」と言っていました。
男の子ママは、「男の子だし、気にしないと思うからまぁ、いいかな」と言っていました。
女の子ママは、「通っている歯医者さんが、小学生になってからでも遅くないって言ってたから、永久歯に生え変わるまで様子を見る」と言っていました。
そして、二人ともに「ええっ、もう矯正するの?!」というコメントをもらい・・・・(;´∀`)
私はものすごく悩みました。
「まだ早いのかも?」「3歳の娘に無理をさせてしまうかも?」「私が神経質なだけで、本当に自然に治るかも?」って。
でも、夫に相談したところ、
「やらずに後悔するよりやってみよう。ダメならその時考えよう」と言われ、決めました!
反対咬合、治すぞ!
こうして、三歳、つまり年少さんの夏休み、娘の矯正治療がスタートしました。
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